披露宴に欠かせない席次表の制作相場とは
席次表の役割
結婚披露宴の準備では、さまざまなペーパーアイテムが必要になります。たとえば、披露宴会場でゲストの座席を示す「席次表」もそのひとつ。披露宴会場のテーブル配置図などに、ゲストの名前や肩書きが記されたもので、受付で手渡されるのが普通です。
席次表には、ただ座席を示すものという役割以外にも、ゲストが自分の知らない他のゲストと新郎新婦とのつながりを把握したりするのにも役立ちます。
また最近の席次表は、席の配置図だけでなく、式次第やお料理のメニュー、新郎新婦のプロフィールなども一緒にまとめられているものも多く、案外見応えのあるものであることも多いです。
披露宴会場にゲストが入場してから、新郎新婦が入場するまでには多少時間がありますから、ゲストはその間になんとなく席次表に目を通し、時間を潰すこともあるでしょう。
席次表の相場
このように、意外と重要なツールである席次表。新郎新婦のみなさんは、どのようにして制作しているのでしょうか。
席次表の制作は、披露宴を行う会場に依頼して作ってもらう場合と、別途専門の業者にオーダーする場合、さらには新郎新婦が自作する場合などがあります。
制作費用の相場からみると、会場に依頼した場合が最も高く、業者へのオーダーがその次、自作する場合がもっとも制作費用を抑えることができます。
席次表の制作費用相場は、席次表のつくりによってピンキリですが、しっかりとした厚手のカバーがつき、席の配置図を中に入れた標準的な「席次表」であれば、300円前後で制作することができるようです。その場合、式場が提携の業者に頼むと、仲介手数料などがかかるため最も値段が高く、自作した場合が最も安く仕上がります。
ただし、式場経由で制作を依頼すれば、式の打ち合わせのついでにオーダーすることができ、席の配置なども式場側でしっかり把握しているはずですから、ミスは少ないです。新郎新婦がすることといえば、ゲストの名前のチェックをするくらいで手間もほとんどかかりません。