出産祝いの贈り方

手渡しした方がいいのかどうか

出産祝いを相手に贈る際には、贈り方をどうするか迷う人もいるでしょう。出産直後は産婦人科の病院に入院しているため、自宅にはいません。病院まで足を運ぶべきかどうか迷うところです。そうすれば、直接相手と会えるため、出産祝いを手渡しできるでしょう。

しかし、出産祝いを渡すために病院まで訪問するのはあまりおすすめできません。出産後の女性は心身ともに非常に疲れています。出産祝いを受け取るだけでも負担になってしまうでしょう。

そのため、出産祝いを贈るときには、相手の自宅や実家などを訪ねて、家族に手渡すといいでしょう。相手に直接渡せなくても、十分に気持ちが伝わります。

また、出産祝いは、赤ちゃんが生まれてすぐに渡さなければならないわけではありません。退院するまで待ってから渡しても大丈夫です。その場合にも相手の自宅を訪ねて渡すことになりますが、退院後なら本人が自宅にいるため対面して直接手渡せるでしょう。お祝いのことばもかけることができます。

宅配便で贈る方法も

出産祝いを贈る相手の自宅が遠くて訪問するのが難しい場合もあるでしょう。そのようなときには、自宅を訪問するのではなく、宅配便を利用して贈る方法がおすすめです。宅配便なら、日本全国どの地域に住んでいても簡単に贈れます。

また、自宅を訪問することで相手の家族の人たちに気を使わせてしまうこともあるかもしれません。そのようなことを考えると、宅配便で贈るのが無難です。ネット通販などでも、ギフトに対応しているところが多いです。ギフト用のラッピングをした上で、直接相手の自宅にとどけてもらえます。

ただ、宅配便を利用して出産祝いを贈る際には、里帰り出産をする人も多いという点にも留意しておきましょう。相手が里帰り出産で実家にいると、自宅に出産祝いを贈った場合に、本人がいないところに届いてしまいます。また、実家の方に贈ると、本人と行き違いになってしまう可能性もあるでしょう。そのため、どちらに贈ればいいのか本人に尋ねておくのが望ましいです。